一般の方をはじめ、認知症の人の家族の方、学生、専門職を目指す方々には必携。
【新刊】
改訂2版
認知症ライフパートナー検定試験
3級 公式テキスト
編著:一般社団法人 日本認知症コミュニケーション協議会
発行:日本能率協会マネジメントセンター
制作協力:エルシーイーラボ合同会社
判型:B5判
ページ数:244ページ
ISBN:9784820729167
価格: 2,800円(税込:3,080円)
発行日: 2021年6月発売

「改訂2版」は、これまでの「改訂版」(2019年発行)の内容に、統計数値の更新、および介護保険制度の改正や、新しい認知症施策に関する情報を追加し、より読みやすく見直した「認知症ライフパートナー検定試験3級」のテキストになります。
わが国の少子高齢化にともない、認知症に関わる様々な課題が大きくクローズアップされています。
認知症については、一個人のこと、一家族のことに終わらせずに社会全体でサポートしていこうという政策などの機運が高まっています。
本書は、認知症という病気の特徴や症状を理解するために、また言葉によるコミュニケーションが充分機能しない認知症の人に対して、その人が好む音楽や園芸、運動などといったアクティビティを用いたコミュニケーション手法やケアのあり方などについて、専門職をはじめ、一般の方々にも分かりやすく、新しい発想で企画・制作されています。
本書の内容を知ることで、認知症の人の支援に役立つことにとどまらず、認知症予防やそのサポートにも繋がることになります。
一般の方をはじめ、認知症の人の家族の方、学生の方、ケアに携わる専門職の方々にご活用いただきたいと思います。なお、「認知症ライフパートナー検定試験」3級は本書から出題されるため、受験される方々には必携のテキストです。
この書籍を通じて「認知症の知識・症状」と「アクティビティ」の効果や必要性、コミュニケーションの大切さを知っていただくと共に、ご家族や一般の人たちにも、より広く認知症の人のことを理解してほしいという思いから制作した一冊です。
・巻末資料には、認知症に関する相談機関として、電話相談窓口、認知症専門外来、認知症関連サイトなどを紹介。
・当協議会主催の「認知症ライフパートナー検定試験」3級は、このテキストの内容から出題。
・学校教育の参考書、団体・企業の研修用のテキストとして最適。

- 第1章 認知症とは
- 第1節 認知症と認知症ライフパートナー
- 第2節 認知症の原因と種類
- 第3節 認知症の症状と経過
- 第4節 認知症と生活
- 第5節 認知症の治療とケア
- 第2章 認知症の理解とケアの基本
- 第1節 認知症の人の心理
- 第2節 周辺症状、BPSDの理解と対応
- 第3節 認知症と家族
- 第4節 認知症の人へのケアのポイント
- 第3章 認知症とコミュニケーション
- 第1節 コミュニケーションの基本と手法
- 第2節 認知症におけるコミュニケーション
- 第3節 言葉を超えたコミュニケーション
- 第4章 認知症とアクティビティ
- 第1節 認知症ケアとアクティビティ
- 第2節 アクティビティ・ケアの基本
- 第3節 アクティビティ・ケアの実際
- 第5章 認知症ケアに関する社会資源
- 第1節 認知症ケアに関するサービスと活用法
- 第2節 認知症ケアの地域での取組み
- 資料編:認知症に関する相談機関
- ・電話相談窓口
- ・認知症専門外来
- ・認知症関連サイト
