2009.9.11
全体の6割が、社会福祉・医療にかかるサービス業に従事しており、学生(大学、短大、専門)は3.8%、専業主婦は7.1%でした。専門職に従事している方の認知症への関心の高さが伺える結果になりました。
性別
受験者 | 890人 |
---|---|
男性 | 224人 |
女性 | 666人 |
年齢別
10代 | 6人 |
---|---|
20代 | 121人 |
30代 | 160人 |
40代 | 230人 |
50代 | 233人 |
60代 | 121人 |
70代 | 19人 |
職業分類
サービス業(社会保険・社会福祉) | 404人 |
---|---|
サービス業(医療業) | 122人 |
サービス業(その他) | 124人 |
建設業(総合工事業) | 8人 |
建設業(デザイン・設計) | 5人 |
建設業(その他) | 2人 |
公務員 | 15人 |
教育・研究 | 14人 |
流通 | 4人 |
短大・専門学校 | 19人 |
大学生 | 15人 |
専業主婦 | 63人 |
その他 | 95人 |
福祉関連の有資格者がほとんどを占め、ホームヘルパー23.1%、介護福祉士19.8%、福祉住環境コーディネーター13.6%、介護支援専門員(ケアマネージャー)11.5%、認知症ケア専門士4.5%という結果になりました。認知症ケア専門士の有資格者の数も想定より多い結果になりました。
有資格分類(複数)
介護福祉士 | 364人 |
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社会福祉士 | 49人 |
精神保健福祉士 | 12人 |
介護支援専門員 | 211人 |
認知症ケア専門士 | 83人 |
ホームヘルパー | 424人 |
医師 | 2人 |
看護師 | 86人 |
保健師 | 2人 |
薬剤師 | 3人 |
作業療法士 | 20人 |
理学療法士 | 4人 |
言語聴覚士 | 1人 |
福祉用具専門相談員 | 130人 |
福祉住環境コーディネーター | 249人 |
建築士 | 8人 |
インテリアコーディネーター | 4人 |
音楽療法士 | 3人 |
その他 | 179人 |
全体の約7割が、社会福祉・医療にかかるサービス業に従事しており、学生(大学、短大、専門)は2.9%、専業主婦は7.0%という結果になりました。
性別
合格者 | 656人 |
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男性 | 170人 |
女性 | 486人 |
年齢別
10代 | 4人 |
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20代 | 95人 |
30代 | 119人 |
40代 | 179人 |
50代 | 166人 |
60代 | 86人 |
70代 | 7人 |
職業分類
サービス業(社会保険・社会福祉) | 320人 |
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サービス業(医療業) | 87人 |
サービス業(その他) | 86人 |
建設業(総合工事業) | 7人 |
建設業(デザイン・設計) | 4人 |
建設業(その他) | 2人 |
公務員 | 13人 |
教育・研究 | 12人 |
流通 | 4人 |
短大・専門学校 | 11人 |
大学生 | 8人 |
専業主婦 | 46人 |
その他 | 56人 |

2009年8月2日(日)東京都内の日本大学文理学部で、第1回「認知症ライフパートナー検定試験」基礎検定が行われました。
当日はあいにくの雨でしたが、開場1時間前には多くの検定試験受験者が集まりました。開場までの間、会場ロビーの椅子やソファでは公式テキストを広げ、検定試験に備えて熱心に勉強される受験生が多く見られました。
今回検定試験を受験された方は、約1000名。下は10代半ばから上は70代の方まで幅広く受験されました。認知症という問題が年齢に関係無く注目されているという事実を改めて認識しました。認知症はメディアでも多く取り上げられており、関心の高い社会的問題の1つです。第1回の検定試験でありながら、多くの方に受験いただくことができました。

試験本部を驚かせた1つのエピソードがありました。
今回、初めて第1回「認知症ライフパートナー検定試験」が実施されたお祝いにと、七色に彩られた素敵なカーネーション1輪を試験本部に届けられた受験生(50代の女性の方)がいらっしゃいました。
検定試験にこの様な贈り物をいただいたという話は聞いたことがありません。非常にあたたかい気持ちになるとともに、とても感激しました。今後もこの「認知症ライフパートナー検定試験」をもっと色々な方に伝え広めていかなければ、という身が引き締まる思いをした出来事でした。
現在第2回「認知症ライフパートナー検定試験」に向けての準備も着々を進めております。第1回は東京だけでしたが、今回は会場を東京・横浜・大阪・福岡と4カ所に増やし、より全国的に「認知症ライフパートナー検定試験」を広めていけるよう、事務局スタッフ共々努力してまいりたいと思います。
認知症の人と、ことばによるコミュニケーションを取ることは、大変難しく、そのことで苦しまれている方も多くいらっしゃいます。「アクティビティ・ケア」、すなわち心を動かす、からだを動かす、脳を活性化するケアは、ことばでのコミュニケーションが難しい認知症の人と、ことば以外の方法で「対話」をする一つの手法です。「アクティビティ・ケア」には色々な種類があり、その効果は海外などでも多く使われており、多くの実例もあります。しかし日本ではまだまだこの「アクティビティ・ケア」、すなわち心を動かす、からだを動かす、脳を活性化するケアについては十分知られていないのが現状です。
日本認知症コミュニケーション協議会は、この「アクティビティ・ケア」の効果を、認知症の人と接する機会が多い福祉系の専門職の方はもちろんのこと、一般の方へも多く広く伝えていきたいと考え、この「認知症ライフパートナー検定試験」を開発しました。今後も実践的な研修やセミナーを始め、このサイトをご覧の皆様と多く接する事ができる機会を増やしていきたいと考えております。
また、もっと多くの方にこの「認知症ライフパートナー検定試験」を知って頂けるよう、鋭意努力してまいりたいと思います。