特別講演会のご案内
2009.11.21
言葉によるコミュニケーションが十分機能しない認知症の人に対して、介護者が認知症の人とどう接するのか、どのようにケアをしていけばよいのか、また認知症になっても、それまで暮らしてきた場所で穏やかな生活を送れるように、地域で支えていこうという動きがあります。ケアをする家族やその周囲の人に知ってほしい基礎知識や心がけ等を認知症研究の第一人者である、長谷川和夫氏と「認知症ライフパートナー検定試験」が誕生した経緯を当協議会 常務理事である渡辺光子がわかりやすくお話しします。
※好評に付き、受付は終了いたしました。

「認知症のケア 今とこれから」
講師:長谷川 和夫
認知症が疑われるかどうかを調べる検査の一つ「長谷川式認知症スケール」(HDS−R)の開発者として、常に認知症医療業界の時代を牽引している世界的権威長谷川和夫先生を迎え、認知症という病気について、その特徴や症状をわかりやすくお話します。また、認知症になっても今までと変わらず、住み慣れた場所で自分らしく生活できるよう、認知症の人とその家族を支えられる社会づくりについてお話しする特別講演会です。
[プロフィール]
聖マリアンナ医科大学 名誉教授
認知症介護研究・研修東京センター 名誉センター長

「認知症ライフパートナーの誕生の経緯とその役割」
講師:渡辺 光子
認知症ケアに関する調査・研究を5年間実施するとともに、モデル研修を実施し専門職の育成を行ってきました。これらの成果を踏まえて、一般の人たちに向けて認知症に関する知識の普及と介護現場で活躍できる人材の育成を目的に協議会が設立され基礎検定試験「認知症ライフパートナー」が誕生しました。回想法や音楽などをもちいたアクティビティ・ケアを活用したコミュニケーション手法の効果や「認知症ライフパートナー」の役割についてお話します。
[プロフィール]
日本認知症コミュニケーション協議会 常務理事
青山環境デザイン研究所 代表取締役所長
日時 | 2009年11月21日(土) |
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時間 | 13:30〜16:30 |
受付期間 | 2009年9月1日(火)〜 |
参加費 | 一般:5,000円(税込)/会員:4,000円(税込) |
会場 | スター研修センターお茶の水 (千代田区神田駿河台3-7 スター御茶ノ水ビル) |
定員 | 120名(定員になり次第締切となります) |
後援 | 社団法人 長寿社会文化協会 NPO法人 福祉・住環境人材開発センター |