「認知症の基礎知識と様々な症状」認知症の人との関わり方
主催:警視庁
2014年9月2日に、警視庁より依頼を受け、警察署防犯係長会議の講演の1つとして、認知症に関する講演を、当協議会の渡邉 光子理事長が行いました。
講演内容は、認知症に関する基本的な知識や、現在の社会情勢をはじめ、認知症の人との関わり方、コミュニケーション手法を解説。認知機能障害や健康に及ぼす影響についてを解説しました。
また警察職員が直面するであろう状況を考慮し、認知症の様々な症状の中で、「物盗られ妄想」「徘徊・帰宅願望」についてより詳しい症状の特徴や、その様な行動を起こす際の認知症の人の心理状態、その対応方法、認知症の人をご家族に持つ方への対応方法についてを講演しました。
厚生労働省による「65歳以上の4人に1人は認知症またはその予備軍」という発表をうけ各行政機関においても、認知症問題への対応が急務となっています。
警視庁では、昨今、認知症の人の行方不明問題や死亡事故などへの対応を強化する為、さまざまな研修を行い、認知症問題解決へ積極的に活動されています。
当協議会では、こうした行政機関とも連携をし、より多くの皆さまをサポートできるよう努めてまいりたいと思います。
日時 | 2014年9月4日(土) |
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会場 | 東京都内 |
参加者 | 警察職員 約100名 |
主催 | 警視庁 |